ココナッツの花蜜を蒸留したお酒です。
お酒の世界では蒸留酒全般をスピリッツと呼び、ランバノグは
「ココナッツスピリッツ」や「ココナッツウォッカ」と呼ばれることもあります。
アルコール度数は約40度。
これはスピリッツで有名なウォッカやラム、テキーラと同じくらいのアルコール度数です。
ラムはサトウキビを原料としたお酒で甘く芳醇な味わいと豊かな風味が特徴ですが、
ランバノグもココナッツの花蜜から作られるため、ラムによく似ています。
ラム酒ほど甘くはありませんが、ランバノグは優しい甘みを楽しめます。
喉を通る瞬間にカッとくる熱さと甘い香りとのギャップがランバノグの魅力の一つです。
ココナッツの花が開く前の苞(ほう)の先端を切ると、ココナッツの花蜜がポタポタと落ちてきます。
その花蜜を竹筒などで集め、"Mangangarit(マンガンガリット)"と呼ばれるココナッツの木登り職人が1日に3~4回、その蜜を集めて回ります。
その後、自然発酵させた花蜜を単式蒸留器で2回、およそ6時間かけて蒸留し、ランバノグは作られます。もちろん添加物等は一切、使いません。
香りを楽しむならストレートやロックで。ジュースやソーダで割ると、より飲みやすく。飲み方によって、アルコール度数を調整して自分好みのスタイルでお楽しみいただけます。
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ストレート
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ソーダ割り
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ロック
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ランバノグパイン
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ランバノグコーク
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ランバノグジンジャー
ラム酒のように洋菓子の材料としても幅広く活用できます。
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パウンドケーキ
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ミルクプリン
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バナナのキャラメリゼ
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バニラアイス
ランバノグレーズン添え
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- 40代 女性
- 無色透明クリアな蒸留酒は、見た目とは裏腹にほんのり甘みがあり、ラムやテキーラとはまた違った風味で、優しく強く、日本酒のようにスルスルと入ってしまうちょっと危険なお酒。独特の風味が分かるストレート、ロックでいただきました。ソーダ割りにするとガブガブ飲めちゃう!やばい。
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- 40代 男性
- 想像したココナッツのお酒と全く違って、クセがなくて思った以上に飲みやすかったです!がぶがぶと飲みすぎてしまいました・・・。
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- 50代 男性
- 40度とは思えないほど、飲みやすくて美味しい。ホットドリンクにして飲む方法が一番ハマりました。
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- 30代 男性
- 個人的にはロックが美味しかったですが、ピニャコラーダ風にパイナップルやココナッツミルクで割ったり、モヒート風にミントやライムを入れたら、女の子にウケるかなー、なんて思います。
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- 30代 男性
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元がココナッツということで、興味本意で購入しました。
アルコール度数が40度ときつめの為、水割りで飲みました。ほのかに甘みがある為、飲みやすかったです。
購入時に店員さんから、料理にも使えるという話をいただいたので、一度試しに使ってみようと思います。
世界第2位のココナッツ生産国であるフィリピン。
中でもランバノグの工場があるケソン州は、ココナッツ農園が広がる代表的な産地です。
フィリピンではココナッツ産業は貴重な資源の1つと考えられており、ココナッツ生産国では唯一ココナッツ庁(Coconut Authority)と呼ばれる国家機関を 設置しているくらい、国をあげてココナッツ産業に力を入れています。 しかし、ココナッツ農家のほとんどは自分の土地を持てない小作農のため、彼らの生活は決して豊かとは言えません。 更に干ばつや台風などの影響で、不安定な生活を送る貧しい農家が多いのが実情です。 この問題は、フィリピン国内でも重要課題のひとつとされています。
少しでも安定した収入を求めてランバノグも作られていますが、近年フィリピン国内でのランバノグ離れが進んでいることもあり、ランバノグ工場やココナッツの花蜜を集める農家の生活にさらに影響が出ています。
ランバノグ離れが起こった原因は?
価格を抑えるために、人体に有害な他のアルコール類を混ぜたりする質の悪いランバノグが出回ったことが原因と考えられています。その状況を憂慮した生産者が、きちんとした品質基準を作り良質のランバノグを作り続けています。
フィリピンの伝統産業を守りたい!
ココウェルはココナッツ専門店として、ココナッツから作られるランバノグの魅力を広めることでフィリピンの伝統を守り、ココナッツ農家の生活を守りたいと考えています。
ランバノグを通して、日本の皆さんにも喜ばれ、フィリピンで暮らすココナッツ農家の生活が少しでも安定しますように。ココナッツ専門店としての挑戦です。