東欧の国チェコの上院議長が率いる、議員や経済界関係者、学術文化関係者ら90人の代表団が台湾を訪問というニュースが報道されていました。チェコの首都プラハと中国の首都北京が昨年、台湾問題で姉妹都市を解消したというニュースがありましたが、今回の台湾訪問で中国が反発するのは必至です。

プラハ市長も台湾で医学実習をしたことがあるとかで親台派だそうで、香港の民主化に加えて台湾も今後さらに中国-台湾の関係も対立が深まりそうです。

今回気になったのは、訪問団を受け入れた台湾側がしていてマスクに付けられたチェコの国旗でした。これまでチェコの国旗を詳しく見たことはなかったのですが、フィリピンの国旗と似ていたので目がいってしまいました。

チェコの国旗はこちら。

旧チェコ・スロヴァキア連邦共和国の国旗をそのまま使用していて、白は清潔を、青は空を、赤は自由の為に流された血を表わしているそうです。また、白はモラビア地方を、青はスロバキア地方を、赤はボヘミア地方を表わしているとも言われています。

フィリピンの国旗はこちらです。

白は平等と友愛を、青は平和、真実と正義を、赤は勇気と愛国心を象徴し、黄色い太陽は自由を意味しているそうです。3つの星は主な島であるルソン島・ミンダナオ島・ヴィサヤ諸島を象徴しています。また、太陽から伸びる8本の光条は、フィリピン独立革命の際、最初に武器を取ったルソン島所在の8州（パンパンガ州、ブラカン州、リサール州、カビテ州、バタンガス州、ラグナ州、タルラック州、ケソン州）を表しています。