今日8月15日は終戦記念日。終戦から75年が経ちました。私自身はポスト団塊ジュニアの世代で、両親も戦後生まれの世代なので、戦争は歴史上で学んだ程度ですが、この終戦の日を迎えると改めて戦争について考えさせられます。

祖父が海軍に属してフィリピンで戦っていた話をまだ幼い頃に聞いたのを覚えています。私が初めてフィリピンへ行く前の高校生の頃に祖父は亡くなっていますが、祖父とフィリピンの話がしたかったと不可能なことを考えてしまいます。

太平洋戦争で、日本は当時アメリカ領だったフィリピンを一時占領しましたが、50万人以上の日本兵が現地で命を落とし、また100万人を超える罪のないフィリピンの人々が犠牲になったと言われています。

今はそのフィリピンで自分自身が事業をしていて、フィリピンにたくさんの友人がいます。戦後の賠償を含めた和解や、民間同士の交流、現在の友好関係には多大な努力があってのことだと思います。先人に改めて感謝すると共に、これからも友好関係が深まるよう、フィリピンとの関係を大切にしていきたいと思います。