再び一般防疫地域(GCQ)から修正防疫強化地域(MECQ)へ。
フィリピンでは、コロナ感染者の増加を受け、マニラ首都圏とカビテ、リサール、ラグナ、ブラカンの4州で、今日4日から一般防疫地域(GCQ)から修正防疫強化地域(MECQ)に引き上げられました。6月1日に緩和されてから、逆戻りとなってしまいました。
フィリピンは中国、イタリアに次いで世界で3番目に外出規制をするなど、早々と対策に乗り出しましたが、ここにきて2日は1日の感染者が5千人を超えて1日の感染者が最高を更新するるなど、拡大が治る気配はありません。
MECQに移行したことで、対象地域では外出時に検疫カードの携帯が義務付けられ、高架鉄道やバス、タクシー、ジプニーなどの公共交通機関も再び停止し、国内航空便も運航停止になります。レストランでの店内飲食も再度禁止になりました。製造業などの工場は労働者の送迎を条件に50%の稼働率まで認められているそうです。
フィリピン経済への影響がどれほど大きなものになるか、今の段階では想像もできません。