『スパイスに込められた次世代への思い』
ココナッツ情報マガジン「ココナティスト」
COCONUTIST 2023・Spring
ココウェルと考える“SDGs”
スパイスに込められた次世代への思い
「ココウェルと考える“SDGs”」公開インスタライブインタビュー。
今回は、オーガニックスパイスや紅茶などを販売する「N.HARVEST(エヌ・ハーベスト)」の鈴木裕さんをゲストにお招きしました。その一部をご紹介します。
interview:
N.HARVEST(エヌ・ハーベスト)
鈴木 裕(すずき ひろし)さん
北海道出身。海外ボランティアをきっかけに、インドやパキスタンの食文化や生活様式に興味を持ち、各国料理を修業する。2009年フェアトレードのスパイス、紅茶を扱う株式会社 N.Harvestを立ち上げる。旅するスパイス料理人として料理、フェアトレード、オーガニック、旅学などの分野でも積極的に活動を行う。
スパイスとの出合いはいつですか?
Nハーベスト 鈴木さん:バックパッカーとしてインドやパキスタンを訪れた際、現地のスパイス料理の美味しさや、人の優しさに感動して。お世話になった恩返しをしたいと考えたんです。
ココウェル代表 水井:現地の人の優しさや受け取ったものに報いたい気持ちは、僕の創業経緯と共通しています。
鈴木さん:当時は料理人をしていたのですが、次第に作り手の顔が見える食材を扱い、食べる人の健康を考えたものを提供したいと思うようになりました。それで、Nハーベストを起業したんです。
フェアトレードやオーガニックであることも大切にされています。
鈴木さん:お店をして、僕たちは生活のための収入を得ていきます。だからできるだけクリーンにしたくて。毎日仕事をする中で廃棄物はできるだけ出さないようにしたいし、生産者・お客様・従業員に対して妥協のない関わりをして、誰も不幸にならない形でできたらと思っています。すべて上手くできるわけじゃないですけど……。
水井:初めてお会いしたのもアースデイ東京でしたね!ココウェルのカレーやアイスクリームにもスパイスを使わせてもらっています。安心して食べられるし、何よりおいしい。
鈴木さん:元料理人ですから、品質と味には自信を持っています。オーガニック製品だから環境にも良いですし、食べることが生産者を応援することにもなります。
フェアトレードを選択するには、次の世代に何を残すかの視点が必要になりますね。
鈴木さん:社名の「N」には4つの意味が込められています。一つが「次世代のために必要なものを」を掲げた「Necessary」です。
水井:僕の子どもが大人になった時に、どんな環境を残したいのだろうかは常に考えています。
鈴木さん:インターネットの普及で現地の暮らしも変わり、気候変動で災害も増えています。想像以上に先進国の経済活動が、エコロジーな暮らしをしている人に影響を与えている。
水井:フィリピンも災害が増えていて、後戻りできないタイミングが近づいています。未来に何を残せるかは、僕らの責任です。
鈴木さん:僕は伝統的な手法で作られたものが好きなので、失われないようにこれからも応援していきたいです。国や政治に頼るだけではなく、僕ら一人ひとりの活動から社会を変えていくしかありません。
水井:同じ思いを持っている人と手を取り合っていきたいですね。
インスタライブのご視聴
公開インスタライブインタビューは、
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□ □ 店舗情報 □ □
N.HARVEST(エヌ・ハーベスト) 西荻窪店
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定休日/月曜日
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