ココナッツ専門店ココウェル

cocowell special issue
伝統とココナッツ農家を守る『ランバノグプロジェクト』

 

『ランバノグプロジェクト』は、ココナッツのお酒作りの伝統と、その原料となるココナッツの花蜜を集める農家の生活を守るために2019年に始まりました。今回は、なぜココウェルがランバノグプロジェクトを始めたのかをご紹介します。

 


ランバノグの歴史

ランバノグの歴史は古く、15世紀以前からフィリピンで作られていたと言われています。
スペイン植民地時代の16世紀には、スペイン、メキシコとフィリピンを結ぶガレオン貿易が始まりました。その際にメキシコへ移住してココナッツ農園を作ったフィリピン人によって、ランバノグの生産が始まりました。

メキシコでもランバノグは人気でしたが、スペイン本国から輸入される蒸留酒と競合するために、その後製造を禁止されました。その際にフィリピンから持ち込まれた蒸留技術が、メキシコのテキーラ開発に繋がったと言われています。

 

ランバノグを守りたい

ランバノグは、ココナッツの花蜜を3日間発酵させた後、単式蒸留器で2回、およそ6時間かけて蒸留して作ります。しかし、安価に製造するためにメタノールを加えた粗悪品も多く、悲しくも飲んだ人が命を落とすという事件も起きています。さらに若者のアルコール離れもあり、伝統製法で作る生産量は年々減少しています。


ココウェルでは、この伝統あるランバノグが世界4大スピリッツと呼ばれるジン、ラム、ウォッカ、テキーラと肩を並べられるようなお酒にしたいという想いがあります。伝統を守り、ココナッツ農家、蒸溜所で働く人々の生活を守れるように、これからもランバノグの魅力を伝えていきます。

 

ランバノグの美味しさと飲み方

アルコール度数は40%。ストレートで飲むとのどにカーッときますが、後からココナッツ花蜜の甘みを“ふわっ〜”と感じるとても心地良いお酒です。香りを楽しむならストレートやロックで、炭酸で割ってレモン、ライムなどの柑橘類と組み合わせたり。ジュースやソーダで割ったりしても美味しいです。

ランバノグモヒート

【材料】 1杯分
・ミントの葉 10枚程度
・ココナッツシュガーシロップ 大さじ1
・ライム 1/4〜1/2個
・ランバノグ 30ml
・炭酸水 100ml
・氷 適量
・ココナッツシュガー 適量

 

【作り方】

①グラスにシュガーシロップを入れ、ライム(1/4個)を絞りよく混ぜる。
②ミントを加え、すりこぎ棒(ペストル)でつぶして香りを出す。 ※すりこぎ棒のかわりにスプーンででつぶしてもOK!
③氷とランバノグを入れ炭酸水を注ぎ、ゆっくりと混ぜ、ミント、ライムを飾る。
④お好みで甘さを追加したい場合はココナッツシュガーを振りかける。


▶︎ココナッツシュガーシロップ

ココナッツシュガー(125g)、水(50ml)を鍋に入れ、ザラザラ感がなくなり滑らかになるまで中火で煮詰める。冷蔵庫で冷やす。

 

Point

・甘さはシュガーシロップとココナッツシュガーの量を変えてお楽しみいただけます。
・ミントはつぶしすぎると苦みが出るので注意
・飾り用のミントは、軽く手で叩いて香りを出す

 


商品情報

単式蒸留酒 ランバノグ
750ml/4,400円(4,000円 税別)

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