Atelier TiDANEFA(アトリエ・ティーダヌファ) ヴィーガンスイーツ/東京
ココナッツ情報マガジン「ココナティスト」
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Vol.20
Atelier TiDANEFA(アトリエ・ティーダヌファ)
ヴィーガン料理/東京
第20回にご紹介するのは9月28日に東京 町田にオープンした「Atelier TiDANEFA(アトリエ・ティーダヌファ)」さん。みんなが同じものを食べて「美味しいね」と言えるように…そんな想いを持つ代表のひらたまさこさんにお話を伺いました。
Q. お店をオープンしたきっかけを教えて下さい。
料理上手の母の影響で、子供のころから特にお菓子作りが好きでした。ずっと独学でしたが、社会人になって本格的に学びたいと思うようになりました。
退職後、フランス菓子・料理研究家のアシスタントを経験し、フランスに赴き伝統的なフランス菓子を学びました。帰国後、事情によりしばらく食の世界を離れますが、後に製菓専門学校に勤務。食物アレルギー対応の授業を任せられたことをきっかけに、マクロビオティックを学び、2013年4月にマクロビオティックスイーツブランド「TiDANEFA」を立ち上げました。以来、からだと心に優しいお菓子の開発・提案、植物性のお菓子作りを理論的に学べる教室を主宰しています。
今年、オンライン販売を開始したことで自分の工房が欲しくなり、たまたま立ち寄った不動産屋さんで出合ったのが、今回開店することになった物件なんです。単なる製造用の小さな一室を考えていたのに、洋菓子店として十分な条件を持つこの物件情報を見たときに心が何かざわざわして。。。いくら考えても「やらない理由はない」と思ったのです。
Q. お店の名前「TiDANEFA」について教えて下さい。
フランス伝統菓子を「食の制限がある人もない人も、誰もが〝美味しいから〟という理由で食べていただけるお菓子を作りたい」という強い想いをもっています。その背景にあるのは、食べられないお菓子やケーキがある子供たちへの想いです。
私はその子供たちを“あれるぎっ子”と愛を込めて呼んでいます。“あれるぎっ子”は食事や健康面で家族にも負担がかかることがあります。しかし彼らがその家族の一員として生まれたことは、とても大きな意味があると思うのです。
その子を中心に家族の絆がより強くなる、家族の幸せを担う役割を背負って生まれてきたのだと、その家族にとって“太陽”のような存在なんじゃないかと思うんです。「ティーダヌファ」は「太陽の子」を表す琉球ことば。「てぃーだ」=太陽、「ぬ」=の、「ふぁ」=子、がもとになっています。
代表のひらたまさこさん
Q. 商品へのこだわりについて教えて下さい。
カラダへの負担が軽い材料をできるだけ選ぶこと、と同時に大切にしているのは、見た目も味も「普通の洋菓子」と感じてもらえるものを作ること。
見た目も味も、私たちが慣れ親しんでいる卵、乳製品で作った洋菓子に限りなく近いものに創り上げる。
それが私の最大のこだわり。有機プレミアムココナッツオイルは洋菓子に欠かせないバターの代わりにティーダヌファの多くのお菓子に使用されています。またココナッツシュガーの優しい甘みも素材の味を優しく包んで幸せを演出してくれます。アレルギー以外に健康上、宗教上、他の様々な理由で食に制限がある方も多いです。この想いをそんな全ての方に届けたいです。
TiDANEFAのお菓子は美味しい。
実はそれはヴィーガンスタイルのスイーツだった。そんな風に思っていただけることを目指しています。
【SHOP Info】
Atelier TiDANEFA
(アトリエ・ティーダヌファ)
〒194-0011 東京都町田市成瀬ヶ丘2-23-13
TEL:03-3791-5470
営業時間: 11:00-18:00
定休日:火・水曜
HP https://atelier-tidanefa.jp
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