突然ですがクイズです。
ココウェルの食品はほとんどが「ココナッツの実」からできていますが、ひとつだけ違うものがあります。それは何でしょうか?
答えは最後に!
3月から始まった、第2木曜日の社内勉強会。
新スタッフの加入に伴い、4月8日(木)は代表・水井による「ココナッツの基本講座」を行いました。
他のスタッフにとってもおさらいと新たな発見があるので、何度聞いても楽しめる内容です。
ヤシの木、とひと口に言ってもヤシ科の植物の種類は3,000以上あり、ココウェル商品を作るもととなる『ココナッツ』はその一種なのです。
意外に思われるのが、スーパーフードでおなじみの『デーツ』はナツメヤシ、『アサイー』はワカバキャベツヤシと、実は
ヤシの仲間だということ。
一般のお客さま向けの講座で私も時々お話ししますが、「へぇーー!」と毎回言われるテッパンネタです。笑
左がナツメヤシ、右がワカバキャベツヤシ。ココナッツとはずいぶん見た目が違いますよね。
ココナッツは土中の塩分(ミネラル分)を栄養源とするため、土地がやせてきたり栄養が足りない場合は塩をまきます。化学肥料などを使うことはありません。
背の高さに比べると根は半径1.5~2m程度にしか広がらないため、ココナッツの木の間にバナナやカカオを植えたりもします。
直径10mほどの葉っぱがいい具合に日よけになるので、いい作物が収穫できるのだそうです。これも農家さんにとっては貴重な収入源です。
なかなかお目にかかれない、ココナッツの根っこです。ナウシカの王蟲みたいだな、っていつも思います。。。
さて、冒頭のクイズの答えです。
正解は「ココナッツシュガー」!(正解したあなたは立派なココナティスト♪)
これは、ココナッツの花序から採取します。
写真のように咲く前の花は「苞」と呼ばれる部分で覆われており、その苞の先端(写真左上)をカットして、蜜を集めます。採れたては乳白色で、乳酸菌飲料のような飲み口なのだそうです。(これを少し発酵させて蒸留したものが「ランバノグ」です)
これを煮詰めて水分を飛ばし、粉末状にしたものが<有機ココナッツシュガー>となるのです。
ココナッツの香りはしないのですよ!とご案内している理由が、おわかりいただけるかと思います。
こんな風に、日々「ココナティスト道」を極めるべく知識を積み重ねていく日々です。
スタッフ:もりもと