北ルソンにココナッツ庁の事務所開設。
フィリピンの首都マニラがあるルソン島においてココナッツの産地と言えば、マニラ首都圏の南部で、Laguna(ラグナ)州やQuezon(ケソン)州が属するCaLabarson(カラバルソン)地方や、そのさらに南にあるBicol(ビコル)州です。
今回マニラ首都圏の北、北ルソン地方にPhilippine Coconut Authority(ココナッツ庁)が新しい事務所を開く予定で、Ilocos (イロカノ)地方、 Cagayan Valley(カガヤンバレー)地方、Central Luzon (中央ルソン)地方をカバーするとのことです。
マニラより北側はこれまでココナッツ産業があまり盛んではありませんでしたが、経済的に、また食糧安全保障にとっても新たな地域の開拓が必要とのことで、新事務所の開設に至ったようです。ココナッツ庁は新たにココナッツの植林を進めたいとしています。