ケトン体で腎臓機能低下を改善!?
私自身、幼少の頃から腎臓が弱く、慢性の「IgA腎症」という腎臓病を患っています。小学生の頃から尿検査ではひっかかり、大人になるにつれて、状態が悪くなっていきました。
学生時代、フィリピンへ留学して帰国した時に血尿がひどく、すぐに入院となりました。なぜか腎臓とはほど遠い扁桃腺を手術で摘出されました。扁桃腺を含む口腔内感染によって、IgA腎症を起こす異常なIgAが産生されると考えられているからだそうです。その後はステロイドホルモンを薬として治療し、2ヶ月以上入院しました。その後も何度か腎生検と呼ばれる腎臓の組織の一部を採取して検査を行うための入院を繰り返しました。
腎臓の病気は完治は難しく、私の場合は機能が低下するのを抑えるしかありません。そんな中で7/30の日本経済新聞に以下のような滋賀医大の実験に関する記事が掲載されていました。
糖尿病性の腎臓病の実験のようですが、ケトン体で腎機能の低下を抑えることができる、少しの希望を感じました。ケトン体は糖質制限もそうですが、ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸(MCT)の摂取でより効率的に作られます。
近頃少し緩みがちだった低糖質の食事を改めて行いたいと思います。少し人体実験をしてみます。