ココナッツ専門店ココウェル

12月に入り街のあちらこちらからクリスマスソングが聞こえてきます。
日本でもクリスマスシーズンに突入しました。

フィリピンでは日本よりずっとずっと早く、9月からクリスマスシーズンになります。
そしてこのクリスマスシーズン、なんと1月の初旬まで続きます。
(最も盛り上がりをみせるのは日本と同じ12月だそうです。)

9月に入ると、クリスマスマーケットが姿を現し、
10月には町中にイルミネーションが飾られ、
11月に入ると街はクリスマス一色に!
そして12月25日は、国を挙げたとても大事な日になります。
そしてその盛り上がりが1月初旬から長いところでは2月頃まで続くそうです。

約5カ月も続くクリスマス。
なんでこんなに早くからクリスマスシーズンに入るのかというと、フィリピンは国民の大多数がキリスト教徒だからです。
クリスマスは救い主であるイエスキリストの生誕を祝う儀式なので、各地で盛大に行われます。
「フィリピン人はクリスマスのために1年間働く」と言われるほどクリスマスは一大イベントなのです。

フィリピンではクリスマス本番の1週間程前からは、ほぼ毎日色んな場所でパーティが開催されます。
海外にいる多くのフィリピン人も帰省し、親戚や家族で集まり、豪華なご飯やプレゼント交換、そして教会にも通います。
社内でも家でも、学校でも、至る所でクリスマスの装飾が飾られ、個人のデスク周りもたくさんのクリスマス飾りが置かれるそうです。

ココウェル唯一のフィリピン人スタッフのジョージは日本に来たばかりの頃は、文化の違いに驚いたそうです。
日本では、街中こそクリスマスになるものの、ほとんどのサラリーマンは他の日ととかわらず、普通に働いているからです。

日本に来て12年。
今ではそんなクリスマスにもすっかり慣れてしまい、お正月の方がメインになっているそうです。